茅ヶ崎『横須賀1953』『神奈川の「戦後80年」』刊行記念トークイベント

戦後80年となった昨年の夏。映画「Yokosuka1953」を世に送り出しながらも十分な結果を出せずにいた私は、映画だけでは伝えきれなかった戦後混乱期の横須賀と、その映画制作の背景を記録として残したいと考え、一冊の本にまとめることを決意しました。

しかし、その出版までの道のりは遠かった。多くの出版社、編集者から「この手の話は売れない」と言われ続け、商業出版を半ば諦めかけていた頃、一通の原稿依頼依頼が届きます。

それが、『神奈川の「戦後80年」──過去から未来へ』への寄稿依頼でした。当初、横須賀に関する記述が少なかったことから、映画『Yokosuka1953』のことを知った「えにし書房」の塚田さんが声をかけてくださったのです。

この本は、とても意欲的な一冊です。神奈川の高校や大学に所属する30名を超える執筆者が、それぞれの専門や視点から、神奈川の戦後を次世代へ受け継ぐため、あまり知られてこなかった歴史を掘り起こして記しています。

巻頭には、映画上映でも大変お世話になった五大路子さんのロングインタビューも掲載されています。私も、その一人として横須賀について執筆しました。

そして、この本をきっかけに、塚田さんから『横須賀1953「混血児」洋子=バーバラの物語』の出版を申し出ていただいたのです。このご縁がなければ、この本は世に出ることはありませんでした。

そんな『神奈川の「戦後80年」──過去から未来へ』の執筆者が集まり、本について語るイベントが7月26日に開催されます。

私も会場に伺います。第2部では、映画『Yokosuka1953』の一部映像をご覧いただきながら、約30分お話しします。本に書いたこと、そして、本には書ききれなかったこと。

夏の湘南で、皆さまとお会いできることを楽しみにしています。ぜひお越しください。

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